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根室産シカ肉へのこだわり

根室産シカ肉へのこだわり
西尾社長
牧場経営というと、どうしても観光目的という機能を持たせがちですが、シカへのストレス(臆病な動物なので、)を考えると、人を近づけず立入りは関係者のみとすることにより、自然のままの状態を保っています。
 明治時代にエゾシカは絶滅の危機となり、昭和に入って今度は逆に個体数が増えすぎ、生態系さえも崩れそうな様々問題が起こっており、更なるコントロールが必要です。現在では、ハンターによる狩猟と、有害駆除と合わせて生体捕獲によりその個体数の調整に協力させていただいております。
商品の肉については、相手が望む形(冷凍・チルド)での提供が安定して行えます。9月末から10月には越冬のために、養分を体内に蓄積するため、エゾシカには珍しい、脂身の多い肉が堪能できます。
 
 また、加工品ですが、生肉が売れないところ(おいしくない)ものは加工にしても成功している例はあまりないありませんので、当社ではあまり、積極的には開発しておりません。角や骨についてもそのまま、出荷させていただいております。
西尾社長
出荷量としてはやはり、冬場の10月から1月末までがピークを迎えます。 特に12月は、様々なイベントがおこなわれることもあり、全国各地でメイン料理として使われる機会が多い時期となります。
 
 エゾシカは北海道固有のブランドであり、ルールも何もない現在、品質管理がなされておらず、残念なことですが、9割以上が良い印象を持たれていないのが現状です。
北海道としてのエゾシカブランドの品質維持は急務であると考えます。
 
 付け加えますと、エゾシカにおいては、CWD(牛でいう狂牛病) はまだ日本(北海道)では出ていないので、とても安心して食べていただけるお肉といえます。是非一度「ユックのエゾシカ肉」をご賞味ください。 本来もつエゾシカ肉のヘルシーでジューシーな味をお分かりいただける事と思います。
有限会社ユック 
〒087-0045
北海道根室市花園町9-10
TEL.0153-24-8111
FAX.
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